大好きだよ。

SKE48の「青空片想い」を聴いて秋元はもうダメだと本格的に思った。

青空片想い
恋は空の下で生まれるんだ
芽生えた愛しさは
太陽が育てる


青空片想い
心に日向があるように
君と会える それだけで
しあわせになれるよ


僕は君が好きだ
大好きだ


こいつとりあえず「片想いだけど大好き!」って言っとけば良いと思ってるだろ。



まず最近のAKBの飛躍は明らかに『大声ダイヤモンド』からだけど、
これが好きって大きな声で言おうっていう歌で
「大好きだ!君が大好きだ!」「好きって言葉は最高さ!」なんてフレーズ。
かなり低迷期に入ってたAKBだけど、これが相当受けたんだよな。



んでリクエストアワーでも1位に選ばれた『言い訳Maybe』。
これが好きだけどそんな事とても言えない!って歌で、
「好きだ 好きだ 好きだ 君のことが 本当は好きだ」なんてフレーズ。
ここらへんからAKBが完全に一般認知されたんじゃないだろうか。



いやね、こーいうのが受けるのは正直すごい良く分かる。
AKBのメインターゲットは冴えなくて鬱屈した中高生だと思うんだけど、
彼らのメンタル考えるとそりゃここらへんたまらないですよ。
僕は流石に23歳だからそこまで良いとは思えないけど、
自分が10代だったら100回くらいは余裕で連続リピートしてたと思うもん。




とはいえ流石に今回の『青空片想い』は明らかに食傷気味だろ。
「うわ、また大好きとか言ってるわ」と思ってしまった。
一時期の大塚愛とかもそうだったけど。




「好きだ」って言葉は歌詞として威力がありすぎるんですよ。
ただ威力はあるけど、そりゃあんまり使いすぎるとありがたみなくなりますよ。




個人的にはアイドルにおける『制服』も同じだと思っていて、
たまに着るからおーっってなる訳ですよ。
AKBみたいに年中制服だともうありがたみゼロだもんね。




これじゃあ正直AKBはそう長持ちしないだろうなと思う。
秋元康は仕掛け屋としては一流だけど、持続力はあんまりないからなー。
まぁ秋元としてはそう長くやるつもりもないんかもしれないけど。