原点

恥ずかしいお話をします。



8月くらいに後輩の事が好きになりました。
しかしチキンな僕はなかなか行動に出られません。


ある飲み会の後にカラオケに行きました。
その子を含んで6人くらいだったんですが、
お友達の尽力もあって2人きりになる事ができました。
とはいえ僕は緊張しちゃって何もできなくて、
ハッピー7の「幸せビーム!好き好きビーム!」とか歌って
好き好きビーム気づいてほしいな!とかガチで思っていた具合です。


9月にも一緒にカラオケ行きました。
てかカラオケばっかり誘ってないか俺?みたいな不安が襲う。


東京遠征した際、中野ハロヲタキャバ嬢に会いに行きました。
しかしハロヲタキャバ嬢はお友達の方についてしまい、
僕の方には非ヲタキャバ嬢が。
せっかくなので恋愛相談をしたところ積極的にいけとの事。
「そうされた方が嬉しいよ〜」との言葉にふむふむ。
目の前ではりしゃまんペロペロとかいう言葉がとびかっていました。



とまぁキャバ嬢の言葉に従ってデートに誘ったら、思いのほか好感触!
暇な日を教えてといって帰ってきた答えはごっちん@名古屋の日。
頭の中には(その日ごっちんのコンサートあるじゃん)等と
一瞬頭をよぎるもすぐに忘れて二つ返事でOK。
この時は普通に映画を見に行きました。
好感触で、その日のうちに次のデートの日付を決めました。



この間他の後輩から女の子を紹介してもらったりしてました。
メールしたり遊びに行ったり(一度くらいなら会ってもいいよね)しましたが
どうも話が会わないのであきらめました。
年を考えると僕の5つ下で、ZYXメンバー4人と同い年!
いくらなんでも桃子と付き合える訳ないし仕方ない事でした。
ちなみに正確には「後輩の彼女の友人」を紹介してもらったんですが、
その「後輩の彼女」の苗字がZYXのリーダーと同じで
あまりにできすぎで怖かったくらいです。



2回目のデートの日は、今日から一ヶ月前の10月20日
ガキさんの誕生日であり、親友の誕生日でした。
僕はこの日に告白することを決意しました。
場所はお友達に相談した結果、名古屋港水族館に行くことに。
一応下見に行こうかと思ったけどある事に気づきました。



行ったことがある。



そう、名古屋港ガーデン埠頭には2年半前大学1年の4月に、
「Beryyz工房『スッペシャル ジェネレ〜ション』発売記念イベント」の時に訪れたのでした。
ちなみにそれは僕にとってハロー初現場であり、
ある意味僕にとっては原点のような場所でありました。


その子とカラオケに行ったときは、
娘。やあややの曲は歌ってもベリや℃の曲は歌いませんでした。
さすがに小中学生が好きだなんていえないじゃないか。
だからまぁ、これを機に小中学生ヲタは卒業しようと思いました。
もちろん曲を聴いたりくらいはするけど、
もう現場行ったりグッズ買ったりはしないようにしようと。
始まりの場所で終わりを迎える。最高じゃないか。



そして迎えた10月20日
縁起かつぎで朝からシャケのおにぎりで最高のデート日和。
ハローの現場を40回くらい経験して名古屋港に帰ってきました。
2年半という年月は僕をハロヲタにするには十分な長い年月でしたが、
風景等の記憶は意外と残っているものでした。


デートは平凡ながらも順調。
水族館いって飯くって、ガーデン埠頭の方へお散歩。
あのときのベリのイベントでは、バイトのせいで握手できませんでした。
それから一年くらいして雅ちゃんと握手できなかった事を後悔したっけ。
そうあのイベントが行われた広場で告白をしよう。


…と思ったらそのイベント広場はなんやら設営中。
計画が狂ったと思い案内板を見るとそこには驚くべき展開。



  噴  水  広  場



告白の噴水広場ww
ここまでパーフェクトな展開ってあるか。
ベリーズの神様ありがとう。


んで一時間ゆっくり歩いて、色々お話して。
噴水広場近くのベンチに座っていよいよだ。


ぶっちゃけ勝算はありました。
もちろん感触が良かったというのもあるけど、
それ以上に周りから完全にいけるって言われてたんだよね。
「デートなんてしないでもう告白すればいいのに」
「成功率120%」
などなど。


そしてなによりも、
『「もし告白されたらどうするの?」「OKする」』
と相手が言っていたという話を聞いていたんです。
だから後はチキンな僕が、ちゃんと言えるかどうか。


たった一言「好きです」がなかなかいえない。
こんなに緊張するなんて。
しかしなんてたって告白の噴水広場だぜ。
こんなチャンス二度と来る訳がない。
もしここで言えなかったらこの先絶対言える訳がない。
怖いけれど打ち明けたの!



…まさかの「告白なんてしないでよ」。
ベリーズの神様そんなこといわないでくれw


『そんな風に思ってくれていたなんて知らなかった』
嘘だろ。分かっていたはず私の本心。


『好きじゃないからOKする事はできません。
 でも、それで関係が崩れるのは嫌だ。
 だから今結論出すなんてできない』
なんなのこんなのダメならダメで良いww


僕はなんというか放心状態。
結論を出せずに苦しんでいるあなたがいました。


噴水の広場でお互いに沈黙が続きます。
こんな時に申し訳ないけど寒いといわれました。
確かに寒かったけど自分はそれどころでなく気づいていなくて。
はい、自分だけを考えていました。
私ピエロwww


結局その日は結論が出せず、
また後日結論を出すといわれました。


実は僕は「告白の噴水広場」ほとんど聴いたことなくて、
この後にはじめて聴きました。
なんだこれ上手くいかない歌じゃないかw
噴水広場なんかで告白しちゃダメって事だったのかww


結論を出すといわれて、
どう考えてもOKに転ぶはずがないと分かっていたけど、
かすかに期待をしていたのは、
告白の噴水広場」は最終的に成功する歌だったからです。


結局その3日後に結論を出されました。
当然のように答えはNoでした。
謝られても意味がありません。
友達には戻れないわ。


奇しくも告白をしたその日はガキさんの誕生日で親友の誕生日で、
そしてユウキが逮捕されたその日でした。
僕に降臨したのは笑いの神だったとは気づきませんでした。


その後は浴びるように色んな曲を聴きました。
ハロプロは失恋の歌には事欠きません。
Go GirlとかAmbitiousとかも好きだけど、
やっぱりつんくは失恋の歌書かせるのが一番だわ。
ちなみに一番心に響いたのは藤本美貴「ボーイフレンド」でした。
今まで糞みたいな曲だと思ってました。
ある意味これが一番の収穫でした。



その後ごっちんハロプロ卒業が発表されて、
あん時デート行かずにごっちんコンいっとけば、と思ってしまいました。
そんな自分がちょっと嫌になりました。
叶わないなら空の深さを知りたくないだなんて思いたくない。
だって一瞬でも輝けたこと誇りに思うから。*1

*1:月島きらり『恋花火』は本当珠玉の名曲