第37話&第38話

土曜の再放送と日曜の本放送、二日連続で見ました。


・第37話『薩長同盟締結!』
・第38話『ある隊士の切腹
松原忠司河合耆三郎
奇しくも同期入隊の二人が連続で死んでしまいました。
結構この二人の絡みとか好きだったんですけどね。


37話では松原が逝きました。


こんな言い方はあれですけど、松原は幸せだったんじゃないでしょうか。
殺されたとはいえ、内部粛清じゃありませんでしたから。
最後までお初を守ろうとしたり、
あまり無念なようには見えませんでした。


それに比べて、無念だっただろうは
38話で切腹する事になってしまった河合。


ある意味「死すべくして死んだ」松原に対して、
河合の場合は犬死。「死ななくても良かった」死でありました。


個人的には結構見ていて辛い話でした。
この38話、シチュエーション的には
33話の山南の死の時と似ていたと思うんです。


でも河合の場合は新選組内での立場もドラマ的にも、
山南より二段階下くらいの扱いなんです。
役に立つしお世話になってるから死んでほしくないけど、
命をかけてまで助けたいとは思わない…みたいな。


だからストーリーが凄い淡々と進んでいくんですよ。
山南の時は皆が彼の死を惜しむシーン満載だったじゃないですか。
左之助の賭博みたいなシーンは、
山南の時には絶対ありえなかったと思います。


自分は明らかに山南よりは河合タイプの人間なため、
共感、とは少し違うんですけど似たような感情を覚えました。


近藤がいたら助けることができた、だとか
全てが終わったあとに飛脚が到着したり…。
なんだかとても含みのある話だったような気がします。



それにしても、公式サイトの登場人物に殿内義雄でさえ掲載されてたのに、
松原が載ってないのはどうも納得がいきませんw