第33話『友の死』

見ている時はさすがに泣きそうになりましたよ。
本格的に見始めたのは第4話、山南さん登場の回からでしたし。
放映期間がこれだけ長いと、一人の人物への思い入れも
これだけ強くなるものかと思いましたね。
特に明里との別れのシーンはグッときました。分かってたんだね…


でも1週間もなるとちょっと冷静になって見られる部分もあります。
山南さんは脱走したわりにはのんびりしすぎだし。
沖田君に会ってからヤケに諦めるのが早いし。
なんでワザワザ女連れて逃げてるのにそんなに簡単に戻っちゃうかなー?


ついでに、最後に涙を流した土方君。
明らかに山南さんの脱走の理由はあなたでしょうが。
小学生が誰かをいじめて「だってそんなに嫌がってるなんて知らなかったもん!」
って言ってるみたいで、どうも涙には疑問をもたざるを得ませんでした。


とはいえ、そういう細かい所をふきとばすような魅力のある話だったのも確かです。
これで新見さんの最後の言葉が山南の脳裏に浮かんでいれば言う事なしだったのに。