新選組!第29話

第29話『長州を討て』


前回の池田屋事件に引き続き今回は禁門の変
とはいえ新選組的には市中見回って、真木和泉の最後を見届けただけ。
八月十八日の政変の時と同じで、
大きな歴史の動きから見ると新選組の働きなんて本当に局所的な物なんですね。


という訳で禁門の変なのですが…。
禁門の変の主役と言えば久坂玄瑞だと思いますが、その久坂玄瑞が問題なのです。
新選組!」的に久坂玄瑞を語るとすれば、


・将軍を馬鹿にする数え歌を書いた立て札を建てて人
・八木家の葬式に来て騒いで、芹沢鴨に一喝された人


ってな感じじゃん。扱いはただの小者。
なのでこのドラマからではどうも無念さが伝わってきません。
ドラマの性質上長州サイドは描写がどうしても少なくなってしまうので、
今回や八月十八日の政変のような長州主体の話は、展開が唐突に思えます。


ま、そんな感じで今回の話はイマイチでした。
やっぱり小さい問題でも新選組主体の話の方が面白いですね。
どっこい事件とかw


そういえば3話ぐらい引っ張った近藤勇養子の件はすんなり決まっちゃいましたね。
彼はこれから活躍の場が待っているのか?
そして笑い方が変な長男の出番は如何に。