光とともに… 第4話(改定版)

えぇ、感動しましたとも。わたる君の純粋な気持ちに。
所詮はトマトの水やりとはいえ、光君と一緒にやる事はとても大変ですから。
傷つく事を恐れずに光君と向き合う姿勢は賞賛に値すると思います。
『何かをやりとげた』という経験は何事にもかえられないですよ。


今の教育課程にある『総合的な学習の時間』ですが、
自分で考え、自分で行動し、自ら成し遂げるというのが目標な訳でしょう。
本当にそういう経験って貴重ですから、俺は賛成ですよ。
学校の勉強なんて中学、高校からで十分だと思います。
もちろんこの『総合的な学習の時間』は教師の器量にかかってくるので、
良い教師に当たらなければ時間の無駄になりそうですけど。


…まぁ、自分の教育論なんておいといて。


こういう感動できる話もあれば、やっぱり辛い現実もありますよね。
鈴木杏樹の言う『この学校は光君のためにあるようですね』ってのも分かる。
やっぱり親にとっては自分の子供が一番であって、理解を得るのは難しいんじゃないかな。
そのうち保護者から文句とかが出ても全然おかしくなさそうです。
専門の学校行け、とかね。


それにトマトの事で感動できるのだって、やはり若干6歳だからな訳で。
なんだかんだいっても所詮は小学生。自閉症だって『知能遅れ』ですませるレベルだと思います。
歳をとって、中学生、成人へとどんどん成長していく訳でしょう。
世話してくれる山口達也篠原涼子もいなくなってしまったら、光君はどうなるんでしょうか。
感動できる話もいいですけど、1話の時のように翌日まで頭に残るような重い現実も放映してほしいですね。