川嶋あいツアー2006『サンキュー!』@Zepp Nagoya(2006/07/21)

久しぶりの川嶋紺。
去年のクリ紺以来だから8ヶ月ぶりか。


僕がはじめて彼女を見たのが高2の3月だから、もう2年半前か。
大体1年に2回見れればいい方だからそんな見てきたわけじゃないけど、
彼女が成長したのを実感したライブでした。


特にMCでの捌き方とかはアーティストの経験値をあらわすと思うんですが、
これが上手でしたね。
例えばなんかやってほしい曲ありますか〜みたいなMCの時。


客男「I WiSHの明日への扉!」
川嶋「あ〜(苦笑)でもねぇNaoさんがいないからねぇ」
客女「サマーブリーズ!」
川嶋「あ〜I WiSHの(苦笑)
   サマーブリーズにのって。夏ですもんね。
   でもNaoさんもいないしaiさんも休んでいるんじゃないでしょうか」


と、苦笑しながらも結構穏やかに流すあいちゃん。



その後「最近一冊の本を読みました。カンボジアの少女の(略」
きたーカンボジアーとか思いましたが、
「本当に伝えたい気持ちがあれば言葉や環境なんて問題じゃない。だから歌い続ける」
といった内容で不覚にもちょっと感動しちゃった。



これまでなら「皆さんの人を愛する心があーだこーだ」なんて
どっかの宗教家みたいな発言をしてたであろうから驚きでした。



全体的に彼女自身に余裕がうまれてきたのかなという気もします。
2005年はI WiSH解散や出生の話があったりで激動の年で、
今年に入って安定してきている感じです。



だから今日も全体的にはすごい楽しくて良いライブだったんですが、
どこか以前のような…ハングリー精神というか、気迫みたいなのが今回は感じられず、
ちょっと物足りない感じもしました。
全体的に見れば今までで一番良かったのは間違いないんですけどねぇ。