テスト用覚書

・アダム=スミスについて。
アダム=スミスは1776年に国富論(諸国民の富)を発表。
この中に有名な『神の見えざる手』という言葉が登場する。
この言葉の意味する事は、市場において利己的な各個人が自由競争を行った場合、
需要と供給は自然と均衡へと向かい、安定した市場が形成される、といった内容である。
政府が何も関与しなくても均衡へと向かうので、神が操作をしていると比喩したのだろう。


○中世、近代の文学作品の中から
 個人の自立やその時代の経済学的な考え方がよみとれる本を選び、簡単に説明せよ。


・ロビンソン=クルーソー(デフォー 1600)
無人島で28年間を過ごしたロビンソンという男の物語である。
ロビンソン自体は架空の人物だが、実話を基にしていると言われる。
この本は、主人公が島を経営体にみたてて事業を広げていくという物語故
近代ブルジョアジーの経営精神があらわれている、と見られている。
マルクス、マックス=ウェーバー等もこの本から
合理主義的なプロテスタント精神をもった人間の例として引き合いにだされている。


ガリヴァー旅行記(スウィフト)


ヴェニスの商人シェイクスピア