第49回『愛しき友よ』 2回目

3回書くつもりが2回になってしまいました。
まぁ同じ話の感想3回も書けませんよね?
放送自体は3回見ました。


文章にするの難しそうだから、久しぶりに箇条書きで行こう。


・お孝さんの最期が一番泣けました。
 他人の命を救うための自己犠牲ってのは漫画的手法で微妙に萎えるんですけど、*1
 あの場合は病気の総司を守らねばという母性本能だったんだろうと思って
 すんなり受け入れる事ができました。
 あぁこのシーンのために優香は出てきたんだなぁと思いました。


・後は捨介の最期。これもかなり来た。
 『新選組、滝本捨介参上!』ですよ?
 格好良い!
 下手に斎藤みたいに覚醒したりしなかったから、余計格好良かった。
 

・最終回に死んだ上の二人はオリジナルなんですよね。
 やっぱり史実を感じさせないだけに、感情移入しやすいんです。
 どうも史実に登場する人の場合は、それとの差を考えさせられてしまいます。*2
 新見さんとかなら史実なんて合ってないようなものだから、感情移入しやすいですけどw
 もちろん新選組!はドラマとして十分すぎるほど面白いんですが、
 新選組幹部はどうも美化されすぎている感じがして引いてしまった部分が多いです。
 

・幹部の中でも土方歳三だけは別格です。
 『死んでいった者たちのためにも戦い続けなければならない』ってね、
 土方さんが言うと格好良いんです。
 旧幕府軍の中で最後の最後まで戦い抜いたお方ですから。
 函館戦争で死んだ函館政府の幹部は彼だけです。
 でも『死んでいった〜』っていう考えは危険ですけどね。
 英霊が英霊がと言って先の戦争では酷い目にあいました。


・近藤さんはウソつきすぎ。
 『私は大久保大和だ!』
 『甲陽鎮撫隊は独断だ!』
 『(捨介に大して)こんな男知らん!』
 そりゃ坂本龍馬の事も信じてもらえないってもんですよ。


・終盤はどうも斎藤一が好きになれなかった。
 強すぎる。銃持った相手にあんな強いっておかしい。一人だけるろ剣入ってる。
 しかし篠原さん相手には負けてるのは何故だw



・結構偉そうな事言い続けて来たんですけど、
 やっぱり45話…鳥羽伏見以降の話は本当に良かったですね。
 負ける戦いをどう戦い抜いたか、って話が好きなんですよ。
 「史実じゃあ…」とか言いながらも、自ら死地に赴く近藤さんは格好良いですよ。
 ポケ戦*3を彷彿とさせられました。


全体の感想は、総集編の後にでも。

*1:源さんの時も、ちょっとどうかなとは思った

*2:近藤勇甲府に行ったのも、勝海舟にそそのかされてその気になったんでしょう、実際。負けると分かっていて戦えるほど人間は強くないでしょう

*3:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争