第46話『東へ』

最近、タイトルが手抜きに感じられて仕方ないですね。


あぁ、佐々木さん死んじゃった…。
清河八郎斬って、坂本龍馬も斬ったのに…。
後者は史実じゃ多分違うだろうけど、見廻組説有力ですからね。
そんな人も雑兵にやられるのが近代戦。


最後の近藤勇との対面シーンは感動でしたね。
ライバルとして争ってきた近藤に対して、
『徳川を頼む』といった佐々木さん。
最後の最後に、お互いを仲間として認めることができたんじゃないかな。*1
もうちょっと、時間をかけてしっかりと描いてほしかった。


それにしても悲しすぎるよ、最近の話。
見ているほうとしても、新選組にもう先が無いこと分かりきってるし。
疲れきった表情を見ているとやりきれないです。
自分土佐長州びいきだったはずなのになぁ。
1年も見てれば情もうつりますよ。


勝海舟はさすがに頭良いです。
弟子の坂本龍馬が実行した大政奉還を、
師匠である勝海舟が完成したって形でしょうな。


戊辰戦争を(結果そうなっただけだとしても)小競り合いで終わらせたって事により、
徳川慶喜は世界に誇れる名君になれた訳です。
日本が植民地にならなかったのって本当に奇跡的ですから。
それもこれも勝海舟だからこそ成せた業でしょう。


慶喜が逃げたこと、戦わなかったことは、
歴史的に見れば正しい選択だったとしても
ストーリーとして見ればやはり大阪で戦ってほしかったですね。
本当に、悲しすぎる……。

*1:まぁ坂本龍馬を斬ったことを近藤勇は知らないわけだが