「か」カレーライスの女

ソニン/2002/08/12)


・次点候補曲
『風にひとりで』(井上大輔
『解放区』(島谷ひとみ


こちらも「え」の時の同じく、6.22verから変更しています。
『風にひとりで』からカレーライスの女へ。
なんでカレーを差し置いてまで『風にひとりで』にしてたのかは良く覚えていません。
まさかソニンのソロデビュー曲を忘れてたはずないと思うけど。


という訳でソニン衝撃のソロデビュー曲。
EE JUMPの頃の『明るい・元気』的なイメージを完全に捨て去った、
破滅的、自虐的な歌詞に曲調が印象的です。
裸エプロンのジャケ写が話題になったのも今となっては良い思い出。


基本的にソニンの歌は一般人にオススメできません。
特にカレーライスの女はその傾向が顕著であり、
そうそう共感できる歌詞でもありませんし、聞いてて元気が出るものでもありません。
だからといって感動する…訳でもないでしょう。
一体この歌は何が言いたいのか。良く分かりません。
全然良くない、所詮裸エプロンだけが取り得の歌じゃないかと思う人もいると思いますよ。


でもね、繰り返し何度も何度も聞いてると分かるんですよ。
『この歌の女の子は、後ろ向きだけど、がんばって前向きに生きていこうとしてるんだ』
って。
そうなると、俺もこの歌の女の子(=ソニン)に負けないようにがんばろう!
そういう風に自然に思えてくるんです。


『青春のSUNRISE』が「がんばって!」と直接言ってくる直球だとすれば、
カレーライスの女』は「俺もがんばろう」と間接的に思わせる変化球。
そして、その境地に至るにはそれなりの過程が必要なのです。
だからソニンの歌は基本的にマニア向けだと思っています。
そこがたまんないんですけど。


そういう訳で俺はソニンが今のままだったらブレイクする事も無いと思ってます。
そして、もしソニンが世間一般に受けるような普遍的な歌を歌うようになったら、
もう俺はヲタでもファンでもなくなってると思います。*1


『だから私 明日も生きていける』

*1:国領とか愛はもっとそうじゃなくてとかはアルバム、カップリングだからこそ良いんだよなぁ