ソニンツアー2004『Alive』@名古屋ボトムライン(2004/1/10)

状況説明能力は皆無なので感想中心でいきます。
パン菓子さんが詳しく書かれているので、こちらも要チェック。
渋谷も名古屋もMCを除けばほとんど一緒です。多分。


・その他の名古屋コンレポ
名古屋コンサートのレポは、
知ってる限りではヒカリモノさんをかしの缶詰さんの2つです。
どちらも素晴らしいレポです。
別に違いを出そうという訳ではないですけど、主観たっぷりのレポになってしまいました。
しかし後ろの方から見たレポってのはそれほど無いはずだから、ある意味希少かと思います。


・開場
開場は18時。10分遅れで駅に到着したところ、
整理番号は250番程度まで進んでいました。
自分が280番だったのでほとんど待たずに入場。
かなり運が良かった。ラッキー!


・客層
客層の厚さにビックリしました。
中年の方も結構いらしてました。おそらく夫婦で。
僕が確認した限りでは高校生以下の人は見あたりませんでした。
高校生で、しかも一人で来ているのは僕ぐらいだったと思います。


柱にもたれながら、8〜10列目ぐらいで待機。


1:WINTER〜寒い季節の物語〜
ほぼ定刻通り、もったいぶった前フリもなく開幕。
白いウェディングドレスみたいなのを着ていました。


初・生ソニンの感動に浸る間もなく、巻き起こるヲタによるソニンコール
聴かせる曲は静かに聴け!っつー事で左後ろのヲタを睨みました。
間もなく止まるソニンコール。
良かった良かった。


2:夏が来ない
カモンヌ!
あんまり聴いてない曲だったので、渋谷レポ見てチェキってたこの曲。


うーん。別に嫌いな曲ではないのですが。
あんまり引き込まれる曲ではないのですよ。
もっとハードなチューンで引き込んでほしかった訳ですよ、僕としては。


というかサイリウムふってたデブがこの上なくウザかったです。
ただでさえ背が高いんだから手上げて振るなよ!と心の中で叫んだ訳で。
つーかこの真冬に半袖かよ!
どの世界でもヲタってもんはそんなんばっかですか。


そういうヲタさんを見てしまうと、
ヤケに自分と対比してしまって自分としても醒めてしまうのです。
という訳でこの時は全然盛り上がってませんでした。自分の中ではね。


MC
3:合コン後のファミレスにて
「あぁあー いいなぁ 彼氏がいてぇー」
もし僕が『彼氏持ちの女』だったとしたら気分良いだろうなぁ等と
本当にどうでも良い事を考えてしまった曲。


4:津軽海峡の女
正直自分の位置が悪すぎた。
前にいた男3人、背が高すぎて隙間からしか見えへん。
特に右隣の155センチ位の女の子、ソニンの事目視できてたかなぁ。
色々自分の場所を模索してました。


なのでこの曲、全然印象にありません。
「東京のほうがいいよ」で
「ちゃんと『ほう』って言ってるなー」と思ったくらいです。


5:カレーライスの女
これも津軽海峡の女の時と一緒。
全然聴けなかった。今思うとかなり悔しい思いしてるなぁ。


MC
6:好きな人だから
アルバム曲はこれとハロわただけになってしまいました。
個人的には国領を生で見たかったので残念です。


7:MISSING YOU
津軽〜この曲まで、本当にほとんど印象にないんですよ。
コンサートってのは自分の立ち位置で全然違うもんだなぁと思いました。


…なんかこの辺まで不満ばっかりですね。
感想書くとこうなるけど、正直生ソニン見れただけで満足感ありましたけどねw


8:愛はもっとそうじゃなくて
ダラダラダダッダーン!
愛はもっとそうじゃなくて!KISSはもっとこうじゃなくて!
これだよ!これを待っていたんだよ!


正直一番ソニンの顔を見れた歌でした。
笑いながら歌うソニンはやっぱりイイなぁ〜。


MC
「皆さんは……幸せですか?」
今回のツアーでも争議をかもし出したこのMC。


皆さん多分ネットとかで知っていたからかもしれませんが、
反応とかが結構白々しかった気もします。
MCの文章だけは先に読んじゃいけないですよ。


9:ほんとはね。
今回の目玉曲!
ネットでの視聴が何故か出来なかったので始めて聴くソニンバージョン。
それだけに感動も一塩でした!


編曲とか全然してないんですかね。
より子。の曲そのまんま。歌い手が変わっただけという。
元が良い曲だから無理に変える必要ないんですね。


サビに入る前の「また涙 こぼれてきたー」の部分。
より子。さんの声が聞こえてきましたよ!
素晴らしい。背中の方からゾクゾクする感じがしました。


もうね。
カバーの是非とか、どっちが良いとかそんなレベルじゃない。
より子。ソニンも両方ともが素晴らしい。素晴らしすぎる。
願わくば2人で歌ってほしいなぁ。


10:HELLO!新しい私
「Hello!」「Year!」 「Hello!」「Year!」


これです!この掛け合いが楽しみでコンサート来たようなもんです。
絶対にイエ!叫ぶってきめてましたからね。
大人しく見てた自分ですがヒートアップですよ。


ダンサーさんもはじめて見ました。踊りうまいなー。


11:イキナリズム!
曲の前で一度全員下がって、その後ダンサーさん達が来て振り付け指導。
その時は振り付けやったものの、本番ではやってる余裕ありません。


ユウキメンバー(この言い方大好きです)の声聴いたら歌いたくなるじゃないですか。
少なくとも『カッモーン!』は言わないと気がすみません。
ただ、余りにもユウキメンバーのボーカル部分が多すぎるため
こちらとしては叫びにくくなるのもまた事実。
メンバーはやっぱりラップに専念すべきですね。


こんなにライブで盛り上がれる曲だったとは。


12:A DA BOY & DA GIRL
跳びました!跳ねました!
左足の太股あたりを痛めていたので、
自然と右足を軸にして左足をかばいながら跳ぶ跳び方になった訳ですよ。
びっこひいてるみたいな感じで。
周りの人からは辺な人に思われたにちがいない。


ジャンプするのって凄い楽しいですけど……
もはやほとんどソニン見てません。
なんかそんなんばっか。盛り上がってればいいじゃん。


13:おっととっと夏だぜ!
この曲を初めて聞いた時の衝動は今でも忘れない。
聞いたというか、PVだったので見たといった方が正しいかもしれませんが。
目まぐるしく変わっていく音楽、それに合わせてPVも激しいものでした。
そんなEE JUMPをはじめて見た時から一目ぼれ……


ってな事もなく、コイツラ頑張りすぎで見てて痛々しいと思った事は
今となっては良い思い出です。
これから何故ソニンヲタになったのか…という経緯はおいといて。


そんな訳でこの歌でおっととっとー!なんてはしゃいでる自分を
2001年の自分には想像もできない訳で、ある意味不思議な気持ちになりました。


僕の左隣の方は結構剛の者でして。
「おっととっと夏だぜー!」と叫んでらっしゃるのです。
負けてられるかと一方的にライバル心を燃やして(←特技)張り合いました。
ソニンコンは初参戦の身ですが、ユウキパートで負ける訳にはいかないのです。


っつー訳で例によってソニン見てません。
バク中したのは知ってるんですけど、マジで見てませんでした(泣)


14:青春のSUNRISE
遂にやってきた…!待ちにまったこの曲!
青春のSUNRISE、もう言わずとしれた名曲!
そして自分にとっては得意曲であるのです。
いつもカラオケで独りで歌ってる実力を見せつけてやる!


全編跳びながらユウキパートを歌いつづけました。
そして自分に指をあててやる『ジブンニー!』は予想以上に楽しかった。
もう断言できる。この曲では俺が一番のってた!!


カラオケでは一人二役をやっているのですが、
この時はソニン生歌で自分ユウキパート絶叫!最高の贅沢ですよ。


いつか持ち歌が増えていったとしても、
この歌はコンサで歌い続けてほしいと思う。切実に。



アンコール
15:東京ミッドナイトロンリネス
アンコールに合わせて黒いキャッスルヴァニア風?衣装に着替え。
バンドとかならともかく、ソニンみたいなアイドルは着替えのためにも
アンコール時間は必要なんだなぁと実感しました。


この曲来ると、とにかくボルテージが上がります。
『友情 愛情 所業無常』とか大好きですねー。


マイクスタンドも生で見ました!
これはサビでやる事は分かってましたからね。
カッコエー!!カッコイイソニンもイイ!!


いやホントこの曲のソニンってば衣装とかも合わせて、
○○路線とか抜きでマジでカッコイイですって。


MC
「私は何人ですか?」
と問い出すソニンさん。
『美人』と答えた観客さんには思わず拍手がおこりました。


詳しい内容とかは他のサイトさんに任せるとして。
結構難しい話でした。
「韓国と日本の架け橋になりたい」みたいな内容だったのですが
それを聞いてふと思ったのは、韓国出身の某エンジェルさん


オリコンBoAについて『日韓の架け橋になっていた彼女』とか書かれてましたが、
正直、歌手程度に架け橋とかなんか言ってほしくないよなぁと思いました。
もちろんソニンさんがそういう風に考える事に僕程度が何か言うのはおこがましいし、
『歌手ソニン』でなく『在日コリアン3世成膳任』として何が出来るかって話なら、
素晴らしい話だと思いますけどね。


まぁ長くなるのでこの辺りで割愛。


16:I LOVE YOU(ハングル版)
やっぱりなんだかんだいいながら、ギターは下手なんですね。
中学校の時の文化祭で有志発表で、I LOVE YOUやった奴いましたけど、
そっちの方がまだ丈夫だったような気もしました。
……って、何考えてんだか。


一生懸命なのは分かるんですけど、正直次の曲が聞きたかったんです。
セットリスト知ってるってのも問題だなー。


MC
「私だけが大変に見えるかもしれないけど、
 それはその様子がテレビとかで見えるからそう思うだけ。
 本当は誰だって私と同じくらい、それ以上に大変な思いをしてきているはず」


…みたいな内容、だったはずです。
というか自分の気になった部分だけを取り出したんですけどね。


こういうドキッとするようなMCを挟まないでほしいのです。
もろ自分の事を言われてるようで考えこんじゃうのです。
コンサートの時はコンサートに集中させてほしいのですよ。


結局はあたり前の事を言ってるにすぎないのですけど、
その『あたり前の事』が難しいのが現実だと思います。
「こんなに俺は頑張ってるのに」みたいな考えになってしまいます、どうしても。


和田さんのある言葉を思い出しました。
「他人と同じことをしただけで『努力』と思うな。
 それは当たり前の事で、他人以上の事をしてはじめて『努力』だ」


ソニン物語からの引用なんですけどね。
この言葉、僕にも多大な影響を与えた言葉なんです。
自分だけが特別じゃない、って事である意味同じような事だと思うんです。


おそらくこのMCの内容も和田さんの影響を多大に受けてるんじゃないかな。
和田さんは凄い人、変な人だったりしますけど
それ以前にソニンに対しては他のだれ以上に『大人』なんだなぁと思いました。


17:ほんとはね。
2回も聞く事ができて幸せですよ、ボカァ。
ただどうしてもより子。のコーラスが気になるのです。
やっぱり歌唱力だけで考えるとより子。の方が格上な訳で。
何も知らない人が聞いたら『コーラスの方が上手じゃん』って思うような気がします。


ではソニン版ほんとはね。の何処が素晴らしいかというと。
ソニンってのは全身プロモーションな訳で。
生で聴くと表情、歌い方とかも全部分かりますからね。
その生のソニンの魅力はどうかというと(以下略)


終わってからは『ありがとうございました』と大きく頭を下げた後、
そそくさと退場していきました。


その後気がつけば、僕はポスターとTシャツを買っていて
大阪まで遠征する事を決めていたのでした。


つー訳でいってきます。大阪ビッグキャット。


・総評
全体的に楽しかったライブですが、やはり前半がイマイチでしたね。
これは完全に自分の位置が悪かったせいだと思いますが。
頼むから、サイリウムは後ろの人を考えて振ってくれ。


学んだ事。MCだけは絶対に事前に知っていてはいけません。
特に今回のような大事な話をする時はなおさらの事。
どれだけ後悔した事か。


しかし、EEの盛り上がりは想像を絶する物でした。
こういう曲も久しぶりに出してほしいなー。


結局自分の中での盛り上がりポイントがユウキだったり、より子。だったりで
自分はソニンの何が好きなんだと少し考えたりもしましたw



究極に痛いレポでしたが、最後までよんでくださった方。
どうもありがとうございました。